一般社団法人芦屋青年会議所-JCI-

活動報告REPORT

臨時総会・8月例会【親子で学ぼう!なぞときゲーム(防災編)】開催報告

2019年09月19日

先日8月3日に芦屋の“街”と芦屋にお住いの“人”との繋がりを深めていただくことを目的とした「防災なぞときゲーム」を開催しました。

“芦屋市の小学生”とその“保護者の皆さま”に自然災害が発生した際に大切な準備や的確な避難行動について【なぞときゲーム】を通じて楽しく学んでいただきました。

まず第1部では、
芦屋市都市建設部 防災安全課 山西暁介様に『芦屋で過去にあった災害』についてお話いただきました。

過去に芦屋であった地震、風水害について、とても詳しくご紹介いただきました。

芦屋では
昨年にも地震や大雨による洪水の被害がありましたね。

幸い大きな被害もなく済みましたが、今後、もっと大きな災害がこの芦屋の街で起こらないとは限りません。

過去の事例から学べる事はとても多くあります。

とても深い内容で小学生には少し難しかったかもしれませんが、保護者の皆さまにはとても考えさせられる内容だったのではないでしょうか。

続いて第2部では、
防災・危機管理コンサルタントであり防災士の高杉英雄様のご協力の下、防災に関する謎解きゲームを実施しました。

災害に関する知識を深めるための謎を解き、キーワードをみつけて、仮想の地図上の安全な避難所を見つける。

またなぞ解きミッションとして、
ハザードマップを使い自宅からの避難所までの経路を数パターン考えたり、【声かけ避難】をした際に避難しない人がいた場合はどうすればよいのか?など実際に災害が起こった時に起こりえる事をシュミレーションしやすいように取り組んで頂きました。

ただ謎を解くだけでなく、お子さんと保護者の方が一緒になってハザードマップや声かけ避難について一生懸命考えてくださっていることがとても印象的でしたね。

最後になぞを解いて全員安全な避難所を見つけることが出来たので景品としてお菓子と表彰状をお渡しして無事に終了しました。

災害は家族が一緒にいるときに起こるとは限りません。
お子様が一人でお家にいる際に起こるかもしれません。

災害から家族の命を守るためには防災の知識を知っているだけでなく、家族や地域での普段からの防災に対する姿勢や意識がとても重要になります。

今回の防災なぞときゲームを通じて、
自分の命は自分で守るソフト防災についてしっかりと学んでいただけたのではないでしょうか。

ご記入いただいたアンケートには、
「なぞときはむずかしかったけど解けてうれしかった」
「ハザードマップでじぶんの家と逃げる場所、あぶない場所がわかってよかった」

といったお子さんの声や、

「親子で災害について考えることができました」
「普段から家族で避難について話し合う時間を作りたいと思います」

といった保護者の方のお声をいただきました。

私たち青年会議所メンバーも、
災害が起こった時の取り組みや行動を改めて考えさせていただきましたし、お子さんの率直な声を聴くことが出来て、とても活力が得られる一日となりました。

参加者の皆さま、ご協力いただきました芦屋市都市建設部防災安全課山西暁介様、防災士の高杉様に改めてこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

どうぞ今後とも、芦屋青年会議所を宜しくお願い致します。